求人への対抗
即決できない内容であるならば、せめて決断できない理由はさっさと明確に話せるようにすることです。
「僕はこう思うけれど、会社としては〇〇〇のようなマイナス面もあるのですぐに確認して返事をする」と、いう代わりに「こっちだと思うけれど、でもこれはまずい、だけどこっちでもいいんだよなあ」などと部下に意見を求めながらしどろもどろになっている上司では「仕事のできない人」というレッテルを貼られるようになり、そのうち相談されることもなくなります。
結果報告だけをされるようになれば、問題が起きても「知らなかった」ということになり昇進どころか格下げの対象になるのです。
私の場合も私生活ではかなり優柔不断です。
ファミリーレストランでも、お寿司屋さんのカウンターでも注文がなかなか決まりません。
でもだからこそ仕事では非常に気をつけています。
迷ったときこそ、物事をシンプルにまとめるようにしています。
優柔不断な自分にさよならしよう。
「そっかあ、僕は優柔不断だから仕事ができないんだ。
何事もダメなんだあ」チェック一覧表の結果が悪くてショックを受けている方、大丈夫です。
優柔不断には癖があります。
その自分の癖がわかれば優柔不断はなおるかもしれません。
まずは自分の優柔不断の特徴を先ほどの三つのパターンから見つけてください。
さきほどの1の「何かを決めるのを恐れてしまう人」は、決定すること自体が好きではな-他人任せにしている、チームのリーダーではなく後ろからついていくタイプの人が多く責任をとることを恐がる傾向にあります。
2の「どっちも欲しい欲張りな人」は「こっちもいいけどこっちもいい」という人ですからへまずなるべく可能な限りの欲を捨てることです。
最低限欲しいものはどっちなのか。
もしも二つとも失ったら最悪のケースである。
一つでも選べるだけでラッキーと思うようにすることです。
さらに、うまくいかなくても「ああすればよかった」と振り返るのではなくさっさと諦めることを習慣づけていきましょう。
3の完壁主義は自分は完堅ではない、優等生ではないとまずは自分自身に対する意識を変えてみましょう。
気負わずに何事にも気持ちを楽にすることです。
そしてどっちを選んでも間違いではない、ということを考えましょう。
常日頃から、最も大切なものは何なのか?つまり、価値観の中で最も大事な価値観を決めていれば、何事も意思決定はすぐにできるようになります。
さらに自分なりに「この決定は明日までにするから」「これは、三十分以内に結果連絡する」などと時間を決めるようにすると、即決することへの訓練になります。
時間を決めることでプレッシャーになり、ますますあせって冷や汗をかいてしまう人は、開き直ることが肝心です。
「どちらをとっても最悪の場合はない。
肝心なのはどちらかを選ぶこと」と決定した自分を誉めてあげるようにすると意思決定が楽しくなります。
さらに選択が万が一間違っていたとしても、「それはいい体験であった。
でも、自分で選んだのだから後悔はない」と思うようにするのです。
後悔する癖を作ってしまうといつの間にか人生そのものが後悔だらけの後ろ向きな不幸な人生になってしまいます。
「決定すること」に意識をおいてみると、他人が決定しているときにも遭遇することが多くなります。
そのときに、自分ならどう決定すると考えるようにしてください。
どんなことでもいいので迷わずに即決する訓練をつけるのです。
やりたいことを見つける女性。
女性の社会進出が進み、仕事をしたい女性が増加してきました。
積極的に仕事を選択することを学んだ女性は人生においての選択も優柔不断な男性よりも決断することを好む傾向にあるようです。
「好き」「嫌い」をはっきりいえることで、職業に関してもやりたいことを見つけやすくなったようです。
「現在は△△会社に受付として派遣社員の雇用体制で勤務しているけど将来は、貿易事務をしたいから今は夜間の専門学校に通っている」と具体的に目標をかかげそれに向けて前進している女性がまわりにもずいぶんいます。
「生涯かけて働かなければならない」など、男性が就職するにはかなり真剣に責任重大に考える必要があったためか、意思決定には慎重に時間をかけて見つけなければという気負いがあったのかもしれません。
そしてそれが出来ない優柔不断な男性が増え、やりたいことを見つける女性が増えたのかもしれません。
「やりたい仕事がない」、そんな理由で仕事をしない若者が増加しても許される経済的にも恵まれた国に日本はなってしまったのです。
キャリアカウンセリングを受ける人に、「やりたいことがわからない」と言う男性が多いのに対して、女性はというと、「やりたいことはあるけれど、どうしたらいいのかわからない」と具体的なアドバイスを求めにくる傾向が多いのです。
女性は職業を考える場合「意思決定の必要性の自覚」を理解している傾向があり、男性は「情報収集」、「就職」という結果をあせり求めている傾向にあります。
男性だけに限らず女性だって無気力の人もいるでしょう。
しかし、なぜ女性のほうが積極的にやりたい仕事を見つけられるようになっているのでしょう。
それは性格の形成だけでなく、社会の雇用体制もあります。
「三十歳だったら、将来自分のやりたい仕事をもっと明確にしなさい」、「現在の仕事は一生やりたい仕事ですか?」、「幼稚な考えは捨てて現実的に可能なことを考えなさい」などと中高年の男性から、女性だから三十歳以上だからというだけで、「自らを見失うことなく生きていく術を身につけろ」と、きつくアドバイスされる。
それが厳しい女性の雇用体制を物語っているのかもしれません。
リクルートが実施した「働く女性の抱える悩みワーキングウーマンに関する調査」によると三十代では、「長く働きたい」という雇用体制を希望しているもののへ上司のマネージメントに不満があるなどの不満があり転職したいという人が四割をしめていることがわかりました。
平成十年の「女性労働白書」によると女性がもっとも多-働いている産業はサービスへ卸売り、小売、飲食店で八割以上も占めています。
事務職はというと約三四パーセントでこれは毎年減少しています。
平均勤続年数は、約八年で結婚や出産でやむなく仕事をやめる人はまだまだ多くM字型の曲線を描いています。
男性の貸金と比べると、約六三パーセントであり、全管理職に占める女性の割合は、たった約五パーセントでしかありません。
結婚・出産などにともない女性の場合は特に雇用の流動化へ多様化が進んでいます。
パートや派遣社員、契約社員へアルバイトなどが増加し働いている女性の約三五パーセントを占めています。
結局へ女性の場合は様々な不満を抱えてしまい新卒から短期間へ非連続的でしか働かないことが実態となっています。
言い換えれば、雇用体制は、女性のほうが流動的、何度でもやり直しがきくということです。
何回転職しても男性より求められることもないのです。
男女雇用機会均等法が欧米よも厳しく実施されていない日本の雇用体制を逆手にとり「やりたいことに挑戦してみてダメだったら結婚すればいい」と女性たちは、現状の不満から這い上がるかのように何かを探し求めているといえるでしょう。
でも男性だって挑戦できるはずです。
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